今更だけど、冬アニメの『昭和元禄落語心中』は非常に面白かった。
ネットで目にする覇権アニメ議論の中ではBlu-rayの売上枚数が重要な指標になっているが、
純粋な面白さだけでみると
私の中では間違いなくこの作品が覇権だった。(ホモ臭さは相当あったが・・・)
一言で言うと助六を巡る色恋沙汰なんだけど、近年では珍しい程大々的に”業”というものを丁寧に描いています。
一見とっつきにくい所があるが、一度我慢して観るとどんどん引き込まれていきます。
どんな気丈な人間でも未練とともにヒトは生きていくもんなんだなぁ・・・
・・と、このアニメを観て感じずにはいられません。
ある意味人間賛歌的なメッセージとも読み取れます。
そして何と言っても役者陣の落語の上手さ。恐らく作品を語る上でこれを外すことは絶対にできないであろう。
八雲役の石田彰、助六役の山寺宏一。
どちらも息を呑むほど素晴らしいが、特に石田さんは声色の使い方が神がかっていて美輪明宏の「ヨイトマケの歌」のように完全に世界観に引きこまれていきます。
修行時代の下手な時の落語、何かを掴みかけた時の落語、境地に達した完成された落語、これらを見事に演じ分けられる人は声優界広しと言えどあまりいない気がする。
そして助六を巡る物語はまだ終らない、
与太郎が助六の名を踏襲することで新たに始まる助六の物語(ジョジョみたい・・)
まさかの2期が決定したそうなので、 こちらも楽しみにしたいと思います。
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ネットで目にする覇権アニメ議論の中ではBlu-rayの売上枚数が重要な指標になっているが、
純粋な面白さだけでみると
私の中では間違いなくこの作品が覇権だった。(ホモ臭さは相当あったが・・・)
一言で言うと助六を巡る色恋沙汰なんだけど、近年では珍しい程大々的に”業”というものを丁寧に描いています。
一見とっつきにくい所があるが、一度我慢して観るとどんどん引き込まれていきます。
どんな気丈な人間でも未練とともにヒトは生きていくもんなんだなぁ・・・
・・と、このアニメを観て感じずにはいられません。
ある意味人間賛歌的なメッセージとも読み取れます。
そして何と言っても役者陣の落語の上手さ。恐らく作品を語る上でこれを外すことは絶対にできないであろう。
八雲役の石田彰、助六役の山寺宏一。
どちらも息を呑むほど素晴らしいが、特に石田さんは声色の使い方が神がかっていて美輪明宏の「ヨイトマケの歌」のように完全に世界観に引きこまれていきます。
修行時代の下手な時の落語、何かを掴みかけた時の落語、境地に達した完成された落語、これらを見事に演じ分けられる人は声優界広しと言えどあまりいない気がする。
そして助六を巡る物語はまだ終らない、
与太郎が助六の名を踏襲することで新たに始まる助六の物語(ジョジョみたい・・)
まさかの2期が決定したそうなので、 こちらも楽しみにしたいと思います。
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