相変わらず心情描写が見事です。
5巻は進展があるようで無いような、何かが動き出す序曲の様な感じ。

光を見つけたって、
誰しもが そこへ
向かっていけるとは
限らないよな・・・
この作品、唯一の悪役(?)として描かれていた加瀬くんの言葉。
重みがあります。

この作品のテーマは過去との決別、対峙だと思います。
あきらは陸上、近藤は文学


恋愛要素は過去との精算の過程で生まれた事象に過ぎません。

では加瀬くんはどうなのでしょうか。
自分は光に向かって突き進められないと悟った加瀬くんは一体何を精算しないといけないのか。

わたし、気になります。


l18694 (1)




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